2021/2
ロゴデザイン
ディレクション:ハイロック
プロデュース:NIGO®
僕ハイロックは小学生の頃から今に至るまで現在進行形でプロレスが大好きだ。マニアックな話になってしまいますが、子供の頃は、新日本と全日本があって、僕はどちらかと言えば全日本派、フルタイム引き分けや受けのストロングスタイル、ゴツゴツとぶつかる四天王プロレスが大好きだった。そんな全日本から派生して三沢光晴選手が立ち上げたのがPRO-WRESTLING NOAH。時が経ち、会社が新体制となった今回のタイミングでリニューアルの依頼をいただいた。僕自身三沢選手が大好きなことと、初代のロゴが気に入っていたので、それをなぞる形で筆で描いた力強い文字とノアの方舟をモチーフに進めていた。しかし作業を進めていく中でそれでは所属する選手たちが新しい物語を紡いでいくことができないなと判断し、まったく新しいものへチャレンジすることにした。アメコミや戦隊、スーパーヒーローもののエンブレムのようなニュアンスを持たせました。プロレスもグローバル化する中で、世界のメジャー団体のマークと並べても負けないようにカチッと力強く。全体では2、30パターン作って、NIGO®さん、NOAHサイドと協議してこのロゴがすくい上げられました。子供の頃の夢であるレスラーにはなれなかったけど、命を掛けて戦う選手たちの胸に、熱い思いを込めたシンボルを託すことができました。
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